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タブレットエミュも出来る サイバースティックでまうすえみゅ
その名も
サイバーマウス!!
CyBMOUSE.x
ver 0.70
Copyright 1994 1995 1997 TNB製作所
-<□■□ これは □■□>-
サイバースティック、つまり、アナログスティックでマウスをやろうという物で
す。
また、マウスエミュレータとして使う以外、専用コールを使い直接タブレットの
ステイタスを使用することも可能です。このコールはタウンズタブレットドライバ
の TnTABLET.x やみるく☆ミ氏の TBDRV.x と互換があります。つまり、サイバー
スティックをタブレットのように使うことが出来ます。そう、筆圧はサイバーステ
ィックのスロットルです(使い難いけど)。
サイバースティックを接続出来るのは Joy Port1(前面)だけです。これはハー
ド的なための制限になっています。
T-EXTENSION MOUSE CALLにも対応しています(TMS.x同梱ファイルを参照のこと)。
-<□■□ 実行 □■□>-
[使用法] CYBMOUSET [switch]
/R ・・・・ 常駐解除します。
/D ・・・・ 相対座標モードでドライブします。(def.)
/P ・・・・ 絶対座標モード1でドライブします。モード1はMS_CURSTによる
座標設定を行っています。移動量は0になります。
/P[n] ・ 最大移動値[n]で絶対座標モード2でドライブします。最大移動値
は、HIOCS.x -ms2 使用時 15ぐらいがいいようです。モード2
は目標のポイントへ移動していく方式をとっています。そのため、
移動量も存在します。
/N ・・・・ マウスのエミュレーションをしません。
/S0 ・・・ 絶対座標用。MS_LIMITの範囲による移動範囲を判別します。MS_LIMIT
を使用してマウスの移動範囲を抑えたり変更しまくるものには対
応出来ない(しづらい)でしょう。(def.)
/S1 ・・・ 絶対座標用。IOCS CRTMODによる移動範囲を判別します。ほとんど
のソフトは問題なく使用出来ますが、特殊な画面モード(IOCSを使
わず画面を変更したもの)や実画面を使っている(マウスによって
スクロールしていく)ものには対応出来ないでしょう。
/S2 ・・・ 絶対座標用。512x512を画面サイズとします。
/BP[n] マウスボタンエミュのとき、スロットル傾きは[n]以上の時、ク
リックされたとします。プレス最大値は127で、16~100の範囲で
指定出来ます(def.64)。
/K0 ・・・ キーによる割り込み無しにします。
/K1 ・・・ シフトキー[-KSで設定]+[XF3]~[XF5]キーによりマウスエミュレー
トモードをいつでも変更出来るようになります。
/K2 ・・・ [XF1],[XF2]キーによりマウスカーソルの水平垂直移動制限を付け
ます。
/K3 ・・・ [XF1],[XF2]キーによりマウスカーソルの水平垂直移動制限を付け
ます。シフトキー[-KSで設定]+[XF3]~[XF5]キーによりマウスエ
ミュレートモードをいつでも変更出来るようになります。
*[XF3]=相対座標モードでマウスエミュレートします
*[XF4]=絶対座標モードでマウスエミュレートします
*[XF5]=マウスエミュレートしません
/KS[n] キー機能のシフトキー設定(def.8 = [OPT2])。
[OPT.2]=8,[OPT.1]=4,[CTRL]=2,[SHIFT]=1 で、シフトキーに当て
る数をたしていった数値を[n]に設定します。例えば[CTRL]+[SHIFT]
なら2+1=3を設定します。
/A[n] ・ ニュートラル時の遊び値設定(def.=0)。スティックの状態によっ
て、ニュートラルにしてもかなり傾いてしまうものもあります。
そうなると手を離してもスーっと動いてしまうことになります。
その場合、このスイッチで多めに指定してください。XE-1AP の
場合ニュートラルが不安定なので /A12 ぐらいはいるようです。
/I ・・・・ 強制常駐する。
常駐時でも常駐状態でも設定を変えられます。
-<□■□ 絶対座標 □■□>-
絶対座標モード1はアナログスティックの傾きから X68 の画面の座標に変換し
て、IOCSコールの MS_CURST を使用してマウスを飛ばしています。そのため、移動
量は0になります。この移動量をみているソフトは動かないことになります(例え
ばSX)。
絶対座標モード2は傾きから X68 の画面の座標に変換して、現在のマウスカー
ソルの座標との差を移動量として動かしています。この移動量の最大値設定が大き
すぎるとマウスポインタがぶれることがあります。少なければ少ないほどぶれなく
なるようですがレスポンスが遅くなります。大きすぎると飛び回ります。X68 のマ
ウスドライバはある一定以上動くと加速するようになっています(30ポイント、
マウスを動かした場合、30ドット以上動くようになっている)。これは、操作性
向上のためですが、その仕様のため、絶対座標モード2では正確な大きい移動がう
まく行っていません。ご了承下さい。確認しているのでは、HIOCS.x -ms2 使用時、
最大移動値は15で安定します。
絶対座標の計算関係のスイッチ /S はほとんどの場合 /S0 でいいでしょう。こ
れは画面の大きさを MS_LIMIT で設定されている IOCSワークをみて画面サイズを
みているものです。普通、スクリーンモードを変えた場合 MS_LIMIT に画面サイズ
の最大が設定されるので問題がないのです。そのため、MS_LIMIT を使用してマウ
スの行動を抑えたり変更しまくるものに対しては、絶対座標関係動作が不安定にな
ります。そう言ったものに対しては /S1 ,/S2を使用して下さい。
-<□■□ マチエール □■□>-
この謎のサイバーマウスはタブレットがなくてもマチエールで筆圧を使えるよう
に!ということで制作開始されました。TnCALEMU を使えばマチエールで筆圧が扱
えるようになります(使用法はTnCALEMUのDOC参照)。
ですが、結局ポインティングとしてサイバーマウスはやりづらいので、左手でサ
イバースティックのスロットルを、右手でマウスを使うのが良いようです。その場
合サイバーマウスは相対座標モードにしておきます。
以上で、一応筆圧が使えるようになります。
-<□■□ 注意 □■□>-
ドライバ常駐時、常時 0.3%MHzの消費します(10Mhz実測)。サイバースティッ
クを接続していない時はに 1.0%MHz消費します(10Mhz実測)。ただし、-N(マウ
スエミュレートをしない)の場合、消費はありません。
[XF1],[XF2]キーによるマウスカーソルの水平垂直移動制限は CYBMOUSE.x より
前に常駐させた、マウスドライバのデバイスには影響しません。
相対座標時のマウスカーソルの速度などは HIOCS の -ms で変更可能なので特に
スイッチは付けていません。
-<□■□ 使用ツール □■□>-
* SUPERED.X ver 1.18 T.Nishikawa氏作
* gcc.x 真里子バージョン TOOL#1 Based on GCC 1.42
* has.x ver 3.08 YuNK氏作
* hlk.x ver 3.01 SALT氏作
* TnTABLET.x ver 0.93 TNB製作所
* XCcompiler ver2.1NEWKITのライブラリを使用しています。
文責:田圃(TNB製作所)
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'94
11/18(金):カルコンプエミュレータを作りたいが、今、タブレットがないの
でひとまず、サイバースティック用のタブレットコールエミュレー
タを制作。見事にサイバーマウスとなった。絶対座標専用。
ver 0.50
'95
1/ 5(木):久々に改善。相対座標も追加。TEMCALLにも対応。
相対座標でなら、マチエールでかるえみゅがつかえる。
ver 0.60
11/ 6(月):ちょー久々に改善。高速機種に対応。
ver 0.61
'97
10/27(月):ちょー久々に改善。XE-1AP、通称カブトガニを購入してしまっ
た。したらニュートラルが中央にどう調整しても戻らないので、
ツールを改造。
ver 0.70
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