-<□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□>- 「MMCじょい君」プロジェクト 「MMCじょい君」デバイスドライバ JMMCSCSI.x ver 0.4x Copyright 2022 2023 TNB製作所 -<□■□ はじめに □■□>- これは、ジョイポートに接続するマルチメディアカードリーダライタ用のドライバ です。ですので、「MMCじょい君」がなければ意味の無いソフトです。 使用できるメディアはマルチメディアカードか TF カードの 2GB 以下に限られます (FAT12/16 である必要があります)。 -<□■□ 登録 □■□>- 使用法:JMMCSCSI.x [switch] [ID] /J[n] ・・・・・ 使用するジョイポートを指定をします(def.1)。 /M[n] ・・・・・ メディアIDの指定をします(def.0)。 通常、指定する必要はありません。 /W[n] ・・・・・ 初期化のWaitを変更します。(def.1)。 通常、指定する必要はありません。 /E ・・・・・・・・ 指定のSCSI-IDが使われていても無視します([ID]よ り先に指定してください)。 /R ・・・・・・・・ 常駐解除します。 [ID] は仮想したい SCSI-ID を指定します。実在しているとエラーになりま す(/E の場合は除く)。デフォルトでは自機の SCSI-ID を使用します(通常 7)。 CONFIG.SYS の DEVICE= でも登録出来ます。 -<□■□ 動作 □■□>- JMMCSCSI.x は常駐すると、SCSI-IOCS をフックし、指定の SCSI-ID の装置として 動くようにふるまいます。ですので、別途 SCSI 用のツールやデバイスドライバが 必要になります。AskSCSI.x や FIM.x 、Dskbench.x などが普通の SCSI 装置の ように、使用できます。通常、使う場合 Susie.x を推奨します。また、Windows の SDFormatter などを使うと、Windows が隠しシステムフォルダを作ってしまうため、 TwentyOne も必要になります。また、SASI 機では SCSI-IOCS がないため使用でき ません(SxSI を導入すれば使えます)。 使用例) TwentyOne.x +TS JMMCSCSI.x 4 -J2 SUSIE.x -ID4 s: また、CONFIG.SYS において BUFFERS=16 4096 の設定が必要です。 -<□■□ 8255 □■□>- 「MMCじょい君」は JOY PORT に繋ぎ、データを入出力させてドライブしています。 ます。そのため、8255 のモードを普段と変えています。なので、JMMCSCSI.x 常駐 中はジョイスティックを繋いでも期待通り反応しません。また、「白窓君」とも相 性が悪く、共存ができません。ですので、JMMCSCSI.x は使用するときのみ常駐するの がいいと思います。また、「MMCじょい君」は JMMCSCSI.x が常駐している時のみ差し 込むようにお願いいたします(デバイスの故障につながります)。 また、8255 を使用しているため、現在読み込み速度は 10KB/s 程度です。期待し ないでください。 -<□■□ IOCS GETJOY の拡張 □■□>- JMCCSCSI.x では GETJOY もフックしております。 -J オプションで指定したポートの 動作を無効(0xFFを返るようにしている)にしています。また、 d1.w に $4B00 をいれ て IOCS JOYGET をコールすると d0 に $4B01(ポート1使用時)か $4B02(ポート2使用時) が返ります。 -<□■□ 注意 □■□>- TNB製作所は JMMCSCSI.x の著作権を保持します。 TNB製作所は この JMMCSCSI.x によるトラブルは一切責任を負わないものとし ます。個人の責任において使用して下さい。 バグ、トラブルの御報告はぜひお願いします。出来る限り対処、対応していきま す。 -<□■□ 使用,参考ツール,参考ドキュメント □■□>- * SUPERED.X ver 1.18 T.Nishikawa氏作 * gcc.x 真里子バージョン TOOL#1 Based on GCC 1.42 * has.x ver 3.08 YuNK氏作 * hlk.x ver 3.01 SALT氏作 -<□■□ 連絡先 □■□>- バグ、要望などありましたら、以下までお願いします。 Twitter; @h_koma2 TNB製作所 所長 たんぼ (EOF)