-<□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□>- TnTABLET系タブレットドライバー マチエールで筆圧を使えるようになるドライバ!! TnCALMEU.x ver 0.12 Copyright 1994 1995 TNB製作所 -<□■□ これは □■□>- ご存じ、NS Calcomp社製のタブレットはいろいろなお絵描きツールに対応してい ます。ですが、RS-232C接続でアタプタ要なので結構面倒ですし、値も結構なもの (安い方のDrawing-Slateで¥7万ぐらいする)。常時使うのなら、まだしもたまに しか使用しない人はまず買えない(買わない)でしょう。 そこで、もっと安いタブレット、あるいは他のデバイスでも、お絵描きツールを いじること無く使えるように、NS Calcomp社製タブレットのエミュレートすること を目的として制作開始されたドライバーです。 現在、 TnTABLET.x : FUJITSU社製 FM-TOWNS用タブレット用ドライバ ArtPad.x : WACOM社製 タブレット 'ArtPad'用ドライバ CYBMOUSE.x : SHARP社製 CyBER-MOUSE用ドライバ が使用出来ます(総称してTnTABLET系CALL対応ドライバー、略してTnTABLET系ドラ イバーと呼んでいます)。 現在、完全なエミュレートは出来ません。エミュレートするのはボタン関係(含 筆圧)だけで、座標はエミュレートしてません。取り敢えず、SunWord社のMatierで はMOUSEエミュレータ機能と併用で問題無く動きます(確認はMatier ver2.0のみ)。 version 0.010以降より、マチエールの筆圧感知モードが出来るようになりにな り筆圧により濃度が出るようになりました。 -<□■□ 実行 □■□>- [使用法] TnCALEMU [switch] /R ・・・・ 常駐解除します。 TnTABLET系ドライバーが常駐していないと常駐出来ないようにはなってい ます。が、TnTABLET系ドライバーを常駐解除しても問題ないようにはなっ ています。また、TnCALEMU.x実行時、TnTABLET系ドライバの設定は、 *マウスエミュレートモードON(-D | -P | -P[n]) *ボタン機能 ノーマル(-B0) *絶対座標移動範囲 CRTMODによる判別モード(-S1) *キー割り込みあり(-K3) *ジョイスティックエミュ禁止(-J0) にかえられます。 -<□■□ 使用制限 □■□>- 以下は、現在のバージョンでMatierを使用する場合です。他のNS Calcomp 社製のタブレットに対応しているソフトでの動作は確認、保証出来ません。 タウンズ用タブレットドライバを例に一通りの手順例をあげてみます。 @>TnTABLET -P ' 絶対モードの方がタブレットらしい使い方が出来るようです。 ' -BP[n]はお好みで付けて下さい。 @>TnCALEMU ' なかで ボタン機能をノーマル、絶対座標移動範囲をCRTMODに ’よる判別モードにして、キー割り込みを有効にしてます。 @>MAT2 ' マチエール!! 起動後、マウスカーソルがタブレットで動くことを確認したら、[X]アイコン内 の[TABLET]設定を開き、 [使用する] [カルコンプ] を選択。[絶対座標][相対座標]は意味をなしません。マウスカーソルの動きは TnTABLET系ドライバーに依存しています。[OPT.2]+[XF3],[OPT.2]+[XF4]で指定出 来ます(シフトキーの[OPT2]は変更可能)。ある意味こちらのほうがキーで切り替え られるので便利かも知れません。 ボタンは現在ペン先とサイドの2つしかない物が多いので、このエミュではサイ ドのボタンを、普通は第2ボタン(下にあるボタン)でマウスの右ボタンに相当する 働きをしますが、シフトキーを押しているときは第1ボタン(上にあるボタン)にな ・・・・ ・・ り、これを1度押すことで筆圧感知モードになり筆圧により濃度が出ます。(シフト キーを押しながらサイドボタンを押す時もペンを極力タブレットに近づけないとい けないので注意してください)。このキーはトルグになってます。 このモードの場合、TnTABLET系ドライバーは必ずマウスエミュレートモードにし ておいて下さい。マウスエミュレートをやめたり(たとえば[OPT2]+[XF5}を押す)す ると、Matierが一時停止してしまう事があります。もう一度コネクト、ある いはマウスエミュレートモードにすれば再動作します。 これは未確認ですが、マウスエミュレートをやめることで、従来のRS-232C機能 が戻るようになっていますので、例えばRS-232Cのスキャナー等も使えるかも知れ ません。 -<□■□ 注意 □■□>- このドライバーは RS-232C関係のIOCSコールをフックしています。そのため、他 の物に支障が出るかも知れませんので、現バージョンではMatier起動時以外 には常駐しておかないで下さい。 -<□■□ 感謝 □■□>- 「FMT-TB111W」を快く貸してくださった、しおしお氏に感謝します。 「DrawingPad」を快く貸してくださった、中村隆生氏に感謝します。 -<□■□ 使用ツール □■□>- * SUPERED.X ver 1.18 T.Nishikawa氏作 * gcc.x 真里子バージョン TOOL#1 Based on GCC 1.42 * has.x ver 3.08 YuNK氏作 * hlk.x ver 3.01 SALT氏作 文責:田圃(TNB製作所) ========================================================================== '94 11/18(金):なんとなくカルコンプタブレットのエミュレートをタウンズタ ブでやってみやうと思う。が、今、タブレットがないのでひとま ず、サイバースティック用のタブレットコールエミュレータを制 作。サイバーマウスドライバーが出来てしまった。 11/26(土):やっと、タブレットを借りれた。さらにカルコンプのも借りれ た! が、ペンの電池がない。んーこんなに面倒とは。 どうもうまく行かなかったが、命令解析をCで組んだら動いた。 はっはっは。が、座標が物凄く変。 座標を取り敢えずとっぱらった。動作目標のMatierではタ ブレットモードにしてもマウスでカーソルが動くので、動きは TnTABLETでエミュレート。ボタン、筆圧だけでも大丈夫だ!! おおーおおーおおー。が、Matierで絶対/相対座標の変更 が出来ないので、キー割り込みをつけよう。 TnTABLETの変更。 んー、見事に筆圧を拾っている。残念ながら、今は筆圧は64段階 を128としてエミュレートしているのでちょっとぎこちないかな? ver 0.00 11/28(月):TnTABLETに新設コールを設定、それに筆圧を対応。結構安定し た。常駐時TnTABLETに設定するものを追加。 マウスミュレートをやめたらRS232Cを復活するようにした。本当 はキーでON/OFFのほうがいいかなー ver 0.01 11/30(水):TnTABLETのバージョンチェックを入れた。TBDRVではどうもう まくいかない・・・? んー、ちょっと本物と感じがちがうぞー ver 0.02 12/17(土):いろいろやったが、本物のようにペン圧による濃淡が出来ない。 おっかしーなー。 ver 0.03 '95 1/28(土):わっはっは(?) 1/29(日):動いた。ペン圧による濃淡はボタンを2つ使うのだった。 ver 0.04 微調整 ver 0.10 '95 5/13(土):オウ、ノウ! エンバグしていたぁぁ ver 0.11 '96 2/24(土):どうもマチエールで使っていてたまにタブレットコネクトチェッ クミスがある。その時タブレットの接続が無くなったことになっ てしまうので、マチエールが困ってしまうようで、回復が出来な い。仕方がない(!)ので使用中は外れてもとりあえずデータは送 るようにした。というか、そうしておくべきだったね。 常駐時の自己書き替えはなくした。 そうそう、筆圧だけどタブレットの仕様、64段階を128としてエ ミュレートしているわけだけど、やっぱり補間したほうがいいか な。前の筆圧憶えていて差が四以下だったら1ずつ変化させると か。この辺はTnTABLETでやるべきかな? あ、全ドライバ書き替 えないといけないからこれでやったほうがいいか。でもあ・と・で ver 0.12 ============================================================================