CMsgQueueWatcherT< TYP > クラステンプレート

メッセージキュー監視 (CE専用). [詳解]

#include <TnbCeMsgQueueWatcher.h>

CMsgQueueWatcherT< TYP > の継承関係図

クラス
struct	IListener
	メッセージキュー監視のリスナーインターフェース (CE専用). [詳解]

公開メンバ関数
	CMsgQueueWatcherT (void)
	コンストラクタ [詳解]
bool	GetInfo (MSGQUEUEINFO &_info) const
	[取得] キュー情報. [詳解]
HANDLE	GetSafeHandle (void) const
	[取得] ハンドル取得. [詳解]
bool	IsStarted (void) const
	[確認] 監視確認. [詳解]
	operator HANDLE (void) const
	[取得] ハンドル取得. [詳解]
CThreadStatus &	ReferThreadStatus (void)
	[参照] 監視スレッド状態参照. [詳解]
bool	Send (const TYP &data, DWORD timeout=INFINITE, bool isAlert=false)
	[設定] 送信. [詳解]
void	SetListener (IListener *P)
	[設定] リスナー設定. [詳解]
bool	Start (LPCTSTR lpszQueueName, const MSGQUEUEOPTIONS &option, LPCTSTR lpszThreadName=NULL)
	[設定] 監視開始. [詳解]
bool	Start (size_t maxMessagesCount=0, bool isRead=true, LPCTSTR lpszThreadName=NULL)
	[設定] 監視開始. [詳解]
bool	Stop (void)
	[設定] 監視停止. [詳解]
	~CMsgQueueWatcherT (void)
	デストラクタ [詳解]

限定公開メンバ関数
virtual DWORD	Run (void)
	[動作] スレッド処理本体 [詳解]

詳解

template<typename TYP>
class TNB::CMsgQueueWatcherT< TYP >

メッセージキュー監視 (CE専用).

覚え書き

リスナー内で SendMessage を使う場合、 ReferThreadStatus() で関連ウィンドウを指定する 必要があります。 CThread::SetOwnerHwnd() を参照してください。

必要ファイル

TnbCeMsgQueueWatcher.h

日付

09/10/01 新規作成

10/03/19 ReferThreadStatus() 追加。

10/03/30 Open/Close -> Start/Stop に変更。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 42 行目に定義があります。

構築子と解体子

CMsgQueueWatcherT()

CMsgQueueWatcherT

(

void

)

コンストラクタ

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 74 行目に定義があります。

~CMsgQueueWatcherT()

~CMsgQueueWatcherT

(

void

)

デストラクタ

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 79 行目に定義があります。

関数詳解

GetInfo()

bool GetInfo

(

MSGQUEUEINFO &

_info

)

const

[取得] キュー情報.

引数

[out]

_info

情報が格納されます。

戻り値

true	成功。
false	失敗。 詳細は ::GetLastError() で得られます。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 197 行目に定義があります。

GetSafeHandle()

HANDLE GetSafeHandle

(

void

)

const

[取得] ハンドル取得.

戻り値

ハンドル.

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 88 行目に定義があります。

IsStarted()

bool IsStarted

(

void

)

const

[確認] 監視確認.

戻り値

true	監視中.
false	未スタート.

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 116 行目に定義があります。

operator HANDLE()

operator HANDLE

(

void

)

const

[取得] ハンドル取得.

戻り値

ハンドル.

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 97 行目に定義があります。

ReferThreadStatus()

CThreadStatus & ReferThreadStatus

(

void

)

[参照] 監視スレッド状態参照.

戻り値

スレッド状態の参照.

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 207 行目に定義があります。

Run()

virtual DWORD Run ( void  )

protectedvirtual

[動作] スレッド処理本体

覚え書き

この関数にスレッドの処理を記述します。 ループで IsRunnable() をコールし、偽なら関数をリターンするように、 する必要が有ります。

戻り値

戻り値。 CThread::GetThreadResult() で得られる値です。

CThread::IRunnerを実装しています。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 221 行目に定義があります。

Send()

bool Send	(	const TYP &	data,
		DWORD	timeout = INFINITE,
		bool	isAlert = false
	)

[設定] 送信.

引数

data	送信データ.
timeout	タイムアウト(ms)。
isAlert	true ならアラート、 false なら通常送信。

戻り値

true	成功。
false	失敗。 詳細は ::GetLastError() で得られます。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 184 行目に定義があります。

SetListener()

void SetListener

(

IListener *

P

)

[設定] リスナー設定.

引数

P

リスナー.

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 106 行目に定義があります。

Start() [1/2]

bool Start	(	LPCTSTR	lpszQueueName,
		const MSGQUEUEOPTIONS &	option,
		LPCTSTR	lpszThreadName = NULL
	)

[設定] 監視開始.

引数

lpszQueueName	キュー名.
option	オプション.
lpszThreadName	スレッド名。デバッグ用です。

戻り値

true	成功。
false	失敗。 詳細は ::GetLastError() で得られます。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 152 行目に定義があります。

Start() [2/2]

bool Start	(	size_t	maxMessagesCount = 0,
		bool	isRead = true,
		LPCTSTR	lpszThreadName = NULL
	)

[設定] 監視開始.

引数

maxMessagesCount	キューの大きさ.
isRead	true なら読み込み、 false なら書き込みでオープンします。
lpszThreadName	スレッド名。デバッグ用です。

戻り値

true	成功。
false	失敗。 詳細は ::GetLastError() で得られます。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 129 行目に定義があります。

Stop()

bool Stop

(

void

)

[設定] 監視停止.

覚え書き

開始していない場合、何もしません。

戻り値

true	成功。
false	失敗。 詳細は ::GetLastError() で得られます。

TnbCeMsgQueueWatcher.h の 164 行目に定義があります。