COnlyWindowChecker クラス

オンリーウィンドウチェッカー. [詳解]

#include <TnbOnlyWindowChecker.h>

COnlyWindowChecker の継承関係図

公開メンバ関数
	COnlyWindowChecker (LPCTSTR lpszUniquelyText)
	コンストラクタ. [詳解]
bool	IsOnly (HWND hWnd)
	[確認] チェック. [詳解]
	~COnlyWindowChecker (void)
	デストラクタ [詳解]

限定公開メンバ関数
virtual void	OnFound (HWND hWnd)
	[通知] 同じウィンドウ発見. [詳解]

詳解

オンリーウィンドウチェッカー.

アプリケーションの多重起動防止に使用します。

覚え書き

２つ目の起動かチェックし、２つ目なら、１つ目のアプリをアクティブにしてタイトルバーを点滅させます (この動きは OnFound() をオーバーライドすることで変更可能です)。

使用例

BOOL CMainDlg::OnInitDialog()
{
    CDialog::OnInitDialog();
    // 多重起動チェック
    static COnlyWindowChecker s_owc(_T("TnbSampleApp.2011.10.12")); //static にする
    if ( s_owc.IsOnly(GetSafeHwnd()) )
    {
        EndDialog(true);
        return TRUE;
    }
    // "バージョン情報..." メニュー項目をシステム メニューへ追加します。
    ASSERT((IDM_ABOUTBOX & 0xFFF0) == IDM_ABOUTBOX);
    ASSERT(IDM_ABOUTBOX < 0xF000);
    CMenu* pSysMenu = GetSystemMenu(FALSE);
    if (pSysMenu != NULL)
        
        ;
        ;

※ static 宣言せず、 COnlyWindowChecker のインスタンスを CMainDlg のメンバにしてもよい。

必要ファイル

TnbOnlyWindowChecker.h

日付

11/10/12 新規作成。

TnbOnlyWindowChecker.h の 59 行目に定義があります。

構築子と解体子

~COnlyWindowChecker()

~COnlyWindowChecker

(

void

)

デストラクタ

TnbOnlyWindowChecker.h の 64 行目に定義があります。

COnlyWindowChecker()

COnlyWindowChecker

(

LPCTSTR

lpszUniquelyText

)

コンストラクタ.

引数

lpszUniquelyText

識別用のユニークな文字列.

TnbOnlyWindowChecker.h の 73 行目に定義があります。

関数詳解

IsOnly()

bool IsOnly

(

HWND

hWnd

)

[確認] チェック.

同じウィンドウがあるか、チェックします。

引数

hWnd	自分のウィンドウハンドル

戻り値

true	あった。即時終了する必要あり。
false	なかった。

例外

CInvalidParamException

設定が異常。 hWnd が正しくないかコンストラクタでユニーク文字列が正しく指定されていないか。

TnbOnlyWindowChecker.h の 85 行目に定義があります。

OnFound()

virtual void OnFound ( HWND  hWnd )

protectedvirtual

[通知] 同じウィンドウ発見.

覚え書き

本メソッドでは、ウィンドウをアクティブにし、３回キャプションを点滅させます。

引数

hWnd

ウィンドウハンドル

TnbOnlyWindowChecker.h の 113 行目に定義があります。