スレッドローカル領域テンプレートクラス [詳解]

#include <TnbThreadLocalStorage.h>

公開メンバ関数
	CThreadLocalStorageT (void)
	コンストラクタ [詳解]

TYP	Get (void) const
	[取得] 値取得 [詳解]

DWORD	GetTlsIndex (void) const
	[取得] TLSインデックス取得 [詳解]

void	Set (const TYP &t)
	[設定] 値設定 [詳解]

	~CThreadLocalStorageT (void)
	デストラクタ [詳解]

詳解

template<typename TYP>
class TNB::CThreadLocalStorageT< TYP >

スレッドローカル領域テンプレートクラス

一つのインスタンスだが、別々のスレッドからアクセスしても
干渉されないスレッドローカルな変数を管理します。

覚え書き: 各スレッドで使用する際、始めは必ず０になっています。指定できません。; 基本型以外は、 CThreadLocalStorageT などを使用します。

引数

TYP	サイズが sizeof(LPVOID) 以下の基本型変数。

必要ファイル: TnbThreadLocalStorage.h

日付: 06/10/23 新規

TnbThreadLocalStorage.h の 49 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CThreadLocalStorageT()

CThreadLocalStorageT ( void )

コンストラクタ

TnbThreadLocalStorage.h の 56 行目に定義があります。

◆ ~CThreadLocalStorageT()

~CThreadLocalStorageT ( void )

デストラクタ

TnbThreadLocalStorage.h の 68 行目に定義があります。

関数詳解

◆ Get()

TYP Get ( void ) const

[取得] 値取得

覚え書き: Thread毎に管理が異なります。０か、同じスレッドで Set() した値が取れます。

戻り値: 値。

TnbThreadLocalStorage.h の 78 行目に定義があります。

◆ GetTlsIndex()

DWORD GetTlsIndex ( void ) const

[取得] TLSインデックス取得

覚え書き: 通常、 TLSインデックスを意識する必要はありません。

戻り値: TLSインデックス

TnbThreadLocalStorage.h の 98 行目に定義があります。

◆ Set()

void Set ( const TYP & t )

[設定] 値設定

覚え書き: Thread毎に管理が異なります。設定しないと、値は０になっています。