DirectDraw サーフェス管理. [詳解]

#include <TnbDxDraw.h>

公開メンバ関数
void	Attach (LPDIRECTDRAWSURFACE7 pSurface)
	[登録] アタッチ. [詳解]

HRESULT	Blt (const RECT &dstRect, LPDIRECTDRAWSURFACE7 lpDdsSrc, const RECT &srcRect, DWORD dwTrans=0)
	[描画] Blt. [詳解]

HRESULT	BltClip (const RECT &dstRect, LPDIRECTDRAWSURFACE7 lpDdsSrc, const RECT &srcRect, DWORD dwTrans=0)
	[描画] クリッピング Blt. [詳解]

HRESULT	BltFast (int x, int y, LPDIRECTDRAWSURFACE7 lpDdsSrc, const RECT &srcRect, DWORD dwTrans=0)
	[描画] BltFast. [詳解]

HRESULT	BltFastClip (int x, int y, LPDIRECTDRAWSURFACE7 lpDdsSrc, const RECT &srcRect, DWORD dwTrans=0)
	[描画] クリッピング BltFast. [詳解]

HRESULT	Create (IDirectDraw7 *pDraw, LPDDSURFACEDESC2 pDdsd)
	[作成] 作成. [詳解]

	CSurface (CSurface &other)
	コピーコンストラクタ. [詳解]

	CSurface (LPDIRECTDRAWSURFACE7 pSurface)
	コンストラクタ. [詳解]

	CSurface (void)
	コンストラクタ. [詳解]

void	Destroy (void)
	[破棄] 破棄. [詳解]

const TBuffer *	GetBuffer (void)
	[取得] バッファ取得. [詳解]

HDC	GetDC (void)
	[取得] HDC 取得. [詳解]

const SIZE &	GetSize (void) const
	[取得] サイズ取得. [詳解]

bool	IsValid (void) const
	[確認] 有効確認. [詳解]

	operator LPDIRECTDRAWSURFACE7 (void)
	[参照] 参照. [詳解]

LPDIRECTDRAWSURFACE7	operator-> (void)
	[参照] 参照. [詳解]

CSurface &	operator= (CSurface &other)
	コピーオペレータ. [詳解]

void	ReleaseBuffer (void)
	[取得] バッファ返却. [詳解]

void	ReleaseDC (void)
	[取得] HDC 返却. [詳解]

void	SetClipRect (const RECT &rect)
	[設定] クリッピング範囲設定. [詳解]

	~CSurface ()
	デストラクタ [詳解]

詳解

DirectDraw サーフェス管理.

覚え書き: 複製が可能ですが、コピー先も同じサーフェスを参照するものになります。

必要ファイル: TnbDxDraw.h
DirectX 7 以上の SDK も必要です。

日付: 09/07/23 新規作成

TnbDxDraw.h の 100 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ ~CSurface()

~CSurface ( )

デストラクタ

TnbDxDraw.h の 105 行目に定義があります。

◆ CSurface() [1/3]

CSurface ( void )

コンストラクタ.

TnbDxDraw.h の 111 行目に定義があります。

◆ CSurface() [2/3]

CSurface ( LPDIRECTDRAWSURFACE7 pSurface )

コンストラクタ.

覚え書き: 作成したサーフェスを指定することで,本クラスで管理することが出来ます。

引数

pSurface サーフェスポインタ。このサーフェスは本クラスが管理するので、 Releaseしないでください。

TnbDxDraw.h の 121 行目に定義があります。

◆ CSurface() [3/3]

CSurface ( CSurface & other )

コピーコンストラクタ.

注意: const オブジェクトはコピー元に使えません。

引数

other コピー元

TnbDxDraw.h の 131 行目に定義があります。

関数詳解

◆ Attach()

void Attach ( LPDIRECTDRAWSURFACE7 pSurface )

[登録] アタッチ.

覚え書き: 先に保持しているサーフェスがあれば、破棄してからアタッチします。; 作成したサーフェスを指定することで,本クラスで管理することが出来ます。

引数

pSurface サーフェスポインタ。このサーフェスは本クラスが管理するので、 Releaseしないでください。

TnbDxDraw.h の 159 行目に定義があります。

◆ Blt()

HRESULT Blt	(	const RECT &	dstRect,
		LPDIRECTDRAWSURFACE7	lpDdsSrc,
		const RECT &	srcRect,
		DWORD	dwTrans = `0`
	)

[描画] Blt.

引数

dstRect	転送先範囲
lpDdsSrc	転送元サーフェス
srcRect	転送元の範囲
dwTrans	転送フラグ

戻り値

DD_OK	成功。
上記以外	失敗。

TnbDxDraw.h の 310 行目に定義があります。

◆ BltClip()

HRESULT BltClip	(	const RECT &	dstRect,
		LPDIRECTDRAWSURFACE7	lpDdsSrc,
		const RECT &	srcRect,
		DWORD	dwTrans = `0`
	)

[描画] クリッピング Blt.

クリッピング処理付きの Blt です。

引数

dstRect	転送先範囲
lpDdsSrc	転送元サーフェス
srcRect	転送元の範囲
dwTrans	転送フラグ

戻り値

DD_OK	成功。
上記以外	失敗。

TnbDxDraw.h の 333 行目に定義があります。

◆ BltFast()

HRESULT BltFast	(	int	x,
		int	y,
		LPDIRECTDRAWSURFACE7	lpDdsSrc,
		const RECT &	srcRect,
		DWORD	dwTrans = `0`
	)

[描画] BltFast.

引数

x	転送先X座標
y	転送先Y座標
lpDdsSrc	転送元サーフェス
srcRect	転送元の範囲
dwTrans	転送フラグ

戻り値

DD_OK	成功。
上記以外	失敗。

TnbDxDraw.h の 250 行目に定義があります。

◆ BltFastClip()

HRESULT BltFastClip	(	int	x,
		int	y,
		LPDIRECTDRAWSURFACE7	lpDdsSrc,
		const RECT &	srcRect,
		DWORD	dwTrans = `0`
	)

[描画] クリッピング BltFast.

クリッピング処理付きの BltFase です。

引数

x	転送先X座標
y	転送先Y座標
lpDdsSrc	転送元サーフェス
srcRect	転送元の範囲
dwTrans	転送フラグ

戻り値

DD_OK	成功。
上記以外	失敗。

TnbDxDraw.h の 273 行目に定義があります。

◆ Create()

HRESULT Create	(	IDirectDraw7 *	pDraw,
		LPDDSURFACEDESC2	pDdsd
	)

[作成] 作成.

覚え書き: 先に保持しているサーフェスがあれば、破棄してから作成します。

引数

pDraw	有効な DirectDraw のポインタ
pDdsd	サーフェス作成用情報

戻り値

DD_OK	成功。作成したサーフェスを保持します。
上記以外	失敗。

TnbDxDraw.h の 174 行目に定義があります。

◆ Destroy()

void Destroy ( void )

[破棄] 破棄.

保持しているサーフェスを破棄します。保持していなければ何もしません。　

TnbDxDraw.h の 192 行目に定義があります。

◆ GetBuffer()

const TBuffer * GetBuffer ( void )

[取得] バッファ取得.

サーフェスのバッファを取得できます。

覚え書き: ReleaseDC() も実行されますので、 GetDC() で得た HDC は無効になります。

注意: GetBuffer() と ReleaseBuffer() の間は極力処理を短くなるように心がけてください。

戻り値

NULL	失敗。先の GetBuffer() 後、 ReleaseDC() していない場合も失敗します。
NULL以外	成功。値はバッファ管理のポインタです。使用後、破棄せず、 ReleaseBuffer() をコールしてください。

TnbDxDraw.h の 413 行目に定義があります。

◆ GetDC()

HDC GetDC ( void )

[取得] HDC 取得.

サーフェスの HDC を取得できます。

覚え書き: ReleaseBuffer() も実行されますので、 GetBuffer() の戻り値が無効になります。

注意: GetDC() と ReleaseDC() の間は極力処理を短くなるように心がけてください。

戻り値

NULL	失敗。先の GetDC() 後、 ReleaseDC() していない場合も失敗します。
NULL以外	成功。値は HDC。使用後、破棄せず、 ReleaseDC() をコールしてください。

TnbDxDraw.h の 379 行目に定義があります。

◆ GetSize()

const SIZE & GetSize ( void ) const

[取得] サイズ取得.

保持しているサーフェスのサイズを返します。

戻り値: サイズ

TnbDxDraw.h の 213 行目に定義があります。

◆ IsValid()

bool IsValid ( void ) const

[確認] 有効確認.

戻り値

true	有効。サーフェスを保持しています。
false	無効。サーフェスを保持していません。

TnbDxDraw.h の 203 行目に定義があります。

◆ operator LPDIRECTDRAWSURFACE7()

operator LPDIRECTDRAWSURFACE7 ( void )

[参照] 参照.

覚え書き: DirectDraw の API の引数に渡すためにサーフェスのポインタを返します。

戻り値: サーフェスポインタ

TnbDxDraw.h の 223 行目に定義があります。

◆ operator->()

LPDIRECTDRAWSURFACE7 operator-> ( void )

[参照] 参照.

覚え書き: DirectDraw の IDirectDrawSurface のメソッドを実行するためにサーフェスのポインタを返します。

戻り値: サーフェスポインタ

TnbDxDraw.h の 234 行目に定義があります。

◆ operator=()

CSurface & operator= ( CSurface & other )

コピーオペレータ.

注意: const オブジェクトはコピー元に使えません。

引数

other コピー元

戻り値: 自分の参照.

TnbDxDraw.h の 142 行目に定義があります。

◆ ReleaseBuffer()

void ReleaseBuffer ( void )

[取得] バッファ返却.

GetBuffer() で得たバッファ情報のポインタは使えなくなります。

TnbDxDraw.h の 436 行目に定義があります。

◆ ReleaseDC()

void ReleaseDC ( void )

[取得] HDC 返却.

GetDC() で得た HDC は使えなくなります。

TnbDxDraw.h の 396 行目に定義があります。

◆ SetClipRect()

void SetClipRect ( const RECT & rect )

[設定] クリッピング範囲設定.

クリッピング範囲を設定します。

覚え書き: 通常使いません。

引数

rect 範囲

TnbDxDraw.h の 451 行目に定義があります。

公開メンバ関数

詳解

構築子と解体子

◆ ~CSurface()

◆ CSurface() [1/3]

◆ CSurface() [2/3]

◆ CSurface() [3/3]

関数詳解

◆ Attach()

◆ Blt()

◆ BltClip()

◆ BltFast()

◆ BltFastClip()

◆ Create()

◆ Destroy()

◆ GetBuffer()

◆ GetDC()

◆ GetSize()

◆ IsValid()

◆ operator LPDIRECTDRAWSURFACE7()

◆ operator->()

◆ operator=()

◆ ReleaseBuffer()

◆ ReleaseDC()

◆ SetClipRect()