ダイアログバー拡張ベースクラス. [詳解]

#include <TnbMfcDialogBarEx.h>

CDialogBarEx の継承関係図

公開メンバ関数
	CDialogBarEx (...)
	コンストラクタ [詳解]

BOOL	Create (CWnd *pParentWnd, LPCTSTR lpszTemplateName, UINT nStyle, UINT nID)
	[作成] ダイアログバー作成. [詳解]

BOOL	Create (CWnd *pParentWnd, UINT nIDTemplate, UINT nStyle, UINT nID)
	[作成] ダイアログバー作成. [詳解]

void	SetDockedSizeMode (bool isResized)
	[設定] ドッキング時サイズモード設定. [詳解]

virtual	~CDialogBarEx ()
	デストラクタ [詳解]

限定公開メンバ関数
CSize	CalcDynamicLayout (int nLength, DWORD nMode)
	[計算] サイズ計算 [詳解]

CSize	CalcFixedLayout (BOOL bStretch, BOOL bHorz)
	[計算] 水平方向サイズ計算 [詳解]

virtual BOOL	OnInitDialogBar (void)
	[通知] ダイアログバー初期化通知 [詳解]

void	OnUpdateCmdUI (CFrameWnd *pTarget, BOOL bDisableIfNoHndler)
	[処理] 状態更新通知 [詳解]

限定公開変数類
BOOL	m_bChangeDockedSize
	ドッキング時のサイズモード。 false ならデフォルトの大きさ、 true ならリサイズした大きさになります。 [詳解]

CSize	m_sizeDocked
	ドッキング時のサイズ [詳解]

CSize	m_sizeFloating
	フローティング時のサイズ [詳解]

詳解

ダイアログバー拡張ベースクラス.

ダイアログバーを作成する場合、 CDialogBar の代わりにこれを使用すると、
Dialog同様の Class Wizerd を用いた編集や、サイズの調整をサポートできます。

使用例: まず、リソースでダイアログを作成します。 Class Wizerd で CDialog を親クラスにしたサブクラスを作成します。そのサブクラス .h / .cpp の CDialog をすべて CDialogBarEx に置き換えます。
OnInitDialog() は呼ばれません。代わりに BOOL OnInitDialogBar(void) を実装してください。

必要ファイル: TnbMfcDialogBarEx.h

日付: 08/09/20 新規作成; 10/05/19 コメント整理

TnbMfcDialogBarEx.h の 39 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CDialogBarEx()

CDialogBarEx ( ... )

コンストラクタ

TnbMfcDialogBarEx.h の 45 行目に定義があります。

◆ ~CDialogBarEx()

virtual ~CDialogBarEx ( )

virtual

デストラクタ

TnbMfcDialogBarEx.h の 50 行目に定義があります。

関数詳解

◆ CalcDynamicLayout()

CSize CalcDynamicLayout	(	int	nLength,
		DWORD	nMode
	)

protected

[計算] サイズ計算

覚え書き: 直接使用することはありません。

引数

nLength	寸法（nMode により、垂直、水平のいずれかをさす）。
nMode	モード。 LM_STRETCH , LM_HORZ などを OR で複数指定できます。

戻り値: サイズ。

TnbMfcDialogBarEx.h の 120 行目に定義があります。

◆ CalcFixedLayout()

CSize CalcFixedLayout	(	BOOL	bStretch,
		BOOL	bHorz
	)

protected

[計算] 水平方向サイズ計算

覚え書き: 直接使用することはありません。

引数

bStretch	バーをフレームのサイズに拡大するかどうかを示します。バーがドッキングバーではない (ドッキングが利用できない) 場合は、パラメータ bStretch を 0 以外に設定し、ドッキングまたはフリー (ドッキングが利用できる) の場合は、0 を設定します。
bHorz	バーが水平方向か垂直方向かを示します。バーが水平方向のときはパラメータ bHorz を 0 以外に設定し、垂直方向のときは 0 を設定します。

戻り値: サイズ。

TnbMfcDialogBarEx.h の 159 行目に定義があります。

◆ Create() [1/2]

BOOL Create	(	CWnd *	pParentWnd,
		LPCTSTR	lpszTemplateName,
		UINT	nStyle,
		UINT	nID
	)

[作成] ダイアログバー作成.

引数

pParentWnd	親ウィンドウ
lpszTemplateName	リソーステンプレート名.
nStyle	スタイル
nID	コントロールID

戻り値

TRUE	成功
FALSE	失敗

TnbMfcDialogBarEx.h の 63 行目に定義があります。

◆ Create() [2/2]

BOOL Create	(	CWnd *	pParentWnd,
		UINT	nIDTemplate,
		UINT	nStyle,
		UINT	nID
	)

[作成] ダイアログバー作成.

引数

pParentWnd	親ウィンドウ
nIDTemplate	リソーステンプレートID.
nStyle	スタイル
nID	コントロールID

戻り値

TRUE	成功
FALSE	失敗

TnbMfcDialogBarEx.h の 83 行目に定義があります。

◆ OnInitDialogBar()

virtual BOOL OnInitDialogBar ( void )

protectedvirtual

[通知] ダイアログバー初期化通知

覚え書き: ダイアログバーが作成された時通知されます。これをオーバーロードすることで、コントロール等の初期化が出来ます。オーバーロードした際、最初にこのメソッドをコールしてください。

戻り値

true	成功。
false	失敗。ダイアログバーは作成できません。

TnbMfcDialogBarEx.h の 107 行目に定義があります。

◆ OnUpdateCmdUI()

void OnUpdateCmdUI	(	CFrameWnd *	pTarget,
		BOOL	bDisableIfNoHndler
	)

protected

[処理] 状態更新通知

覚え書き: 本クラスではコントロールが有効になるように設定しています。; 直接使用することはありません。

引数

pTarget	メインウィンドウのポインタ。
bDisableIfNoHndler	ダミー（値は参照しません）

TnbMfcDialogBarEx.h の 171 行目に定義があります。

◆ SetDockedSizeMode()

void SetDockedSizeMode ( bool isResized )

[設定] ドッキング時サイズモード設定.

引数

isResized false ならデフォルトの大きさ、 true ならリサイズした大きさになります。

TnbMfcDialogBarEx.h の 92 行目に定義があります。

メンバ詳解

◆ m_bChangeDockedSize

BOOL m_bChangeDockedSize

protected

ドッキング時のサイズモード。 false ならデフォルトの大きさ、 true ならリサイズした大きさになります。

TnbMfcDialogBarEx.h の 191 行目に定義があります。

◆ m_sizeDocked

CSize m_sizeDocked

protected

ドッキング時のサイズ

TnbMfcDialogBarEx.h の 189 行目に定義があります。

◆ m_sizeFloating

CSize m_sizeFloating

protected

フローティング時のサイズ

TnbMfcDialogBarEx.h の 190 行目に定義があります。

公開メンバ関数

限定公開メンバ関数

限定公開変数類

詳解

構築子と解体子

◆ CDialogBarEx()

◆ ~CDialogBarEx()

関数詳解

◆ CalcDynamicLayout()

◆ CalcFixedLayout()

◆ Create() [1/2]

◆ Create() [2/2]

◆ OnInitDialogBar()

◆ OnUpdateCmdUI()

◆ SetDockedSizeMode()

メンバ詳解

◆ m_bChangeDockedSize

◆ m_sizeDocked

◆ m_sizeFloating