描画情報ListBoxコントロール [詳解]

#include <TnbMfcDrawingComboBox.h>

CDrawingComboBox の継承関係図

公開メンバ関数
int	AddDrawing (const IDrawable &draw)
	[追加] 描画情報一行追加. [詳解]

int	AddString (LPCTSTR lpszItem)
	[追加] 文字列一行追加. [詳解]

	CDrawingComboBox (void)
	コンストラクタ [詳解]

int	DeleteDrawing (UINT index)
	[削除] 一行削除. [詳解]

int	DeleteString (UINT index)
	[削除] 一行削除. [詳解]

const IDrawable *	GetDrawing (int index) const
	[取得] 描画情報取得. [詳解]

int	InsertDrawing (int index, const IDrawable &draw)
	[追加] 描画情報一行挿入. [詳解]

int	InsertString (int index, LPCTSTR lpszItem)
	[追加] 文字列一行挿入. [詳解]

CDrawingButton &	ReferButtonControl (void)
	[参照] ボタンコントロールクラス参照. [詳解]

void	ResetContent (void)
	[削除] 全描画情報削除. [詳解]

void	SetBackColor (COLORREF color)
	[設定] 背景色設定. [詳解]

bool	SetBackgroundDrawer (const IDrawable &draw)
	[設定] 背景描画指定. [詳解]

void	SetDefaultMarkDrawer (void)
	[設定] デフォルトのマーク描画指定. [詳解]

bool	SetFocusMarkDrawer (const IDrawable &draw)
	[設定] フォーカスマーク描画指定. [詳解]

bool	SetSelectMarkDrawer (const IDrawable &draw, CAbstractDrawingCtrl::ESelectMarkType type=CAbstractDrawingCtrl::OVERLAP)
	[設定] 選択マーク描画指定. [詳解]

bool	SetSelectMarkDrawer (const IDrawable &draw1, const IDrawable &draw2, CAbstractDrawingCtrl::ESelectMarkType type=CAbstractDrawingCtrl::OVERLAP)
	[設定] 選択マーク描画指定. [詳解]

void	SetTextDrawer (const CTextDrawer &text)
	[設定] テキスト描画情報指定 [詳解]

void	UseDrawingButton (bool r=true)
	[設定] ボタン設定. [詳解]

	~CDrawingComboBox (void)
	デストラクタ [詳解]

限定公開メンバ関数
virtual void	DrawItem (LPDRAWITEMSTRUCT lpDrawItemStruct)
	[通知] オーナードロー処理. [詳解]

virtual void	MeasureItem (LPMEASUREITEMSTRUCT lpMeasureItemStruct)
	オーナードロー時. [詳解]

virtual void	PreSubclassWindow (void)
	[通知] subclassing/unsubclassing functions. [詳解]

virtual LRESULT	WindowProc (UINT message, WPARAM wParam, LPARAM lParam)
	[通知] for processing Windows messages. [詳解]

詳解

描画情報ListBoxコントロール

行単位で表示する描画情報を指定出来ます。

使い方: リソースエディタでコンボボックスコントロールを張り、コントロール変数に割り当て後、そのコントロール変数の型（CComboBox）を本クラスに置き換えて使用します。
リストボックスのプロパティの「オーナー描画(O)」を「可変」にしておいてください。

必要ファイル: TnbMfcDrawingComboBox.h

日付: 08/03/18 新規作成; 10/04/26 構成変更; 11/08/11 サブクラス化した時、ListBoxのハンドルがわかればサブクラス化するようにした。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 40 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CDrawingComboBox()

CDrawingComboBox ( void )

コンストラクタ

TnbMfcDrawingComboBox.h の 46 行目に定義があります。

◆ ~CDrawingComboBox()

~CDrawingComboBox ( void )

デストラクタ

TnbMfcDrawingComboBox.h の 51 行目に定義があります。

関数詳解

◆ AddDrawing()

int AddDrawing ( const IDrawable & draw )

[追加] 描画情報一行追加.

覚え書き: 一行追加します。

引数

draw 描画情報

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	追加したインデックス

TnbMfcDrawingComboBox.h の 85 行目に定義があります。

◆ AddString()

int AddString ( LPCTSTR lpszItem )

[追加] 文字列一行追加.

覚え書き: 一行追加します。

引数

lpszItem 文字列

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	追加したインデックス

TnbMfcDrawingComboBox.h の 73 行目に定義があります。

◆ DeleteDrawing()

int DeleteDrawing ( UINT index )

[削除] 一行削除.

引数

index 削除する位置

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	成功。数字は残りの数。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 150 行目に定義があります。

◆ DeleteString()

int DeleteString ( UINT index )

[削除] 一行削除.

引数

index 削除する位置

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	成功。数字は残りの数。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 163 行目に定義があります。

◆ DrawItem()

virtual void DrawItem ( LPDRAWITEMSTRUCT lpDrawItemStruct )

protectedvirtual

[通知] オーナードロー処理.

オーナードロー時コールされます。

引数

lpDrawItemStruct 描画情報.

TnbMfcDrawingComboBox.h の 383 行目に定義があります。

◆ GetDrawing()

const IDrawable * GetDrawing ( int index ) const

[取得] 描画情報取得.

引数

index 取得する位置.

戻り値

NULL	エラー.
NULL以外	描画情報。delete してはいけません。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 61 行目に定義があります。

◆ InsertDrawing()

int InsertDrawing	(	int	index,
		const IDrawable &	draw
	)

[追加] 描画情報一行挿入.

覚え書き: 一行挿入します。

引数

index	挿入する位置
draw	描画情報

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	追加したインデックス

TnbMfcDrawingComboBox.h の 125 行目に定義があります。

◆ InsertString()

int InsertString	(	int	index,
		LPCTSTR	lpszItem
	)

[追加] 文字列一行挿入.

覚え書き: 一行挿入します。

引数

index	挿入する位置
lpszItem	文字列

戻り値

LB_ERR	エラー。
0以上	追加したインデックス

TnbMfcDrawingComboBox.h の 112 行目に定義があります。

◆ MeasureItem()

virtual void MeasureItem ( LPMEASUREITEMSTRUCT lpMeasureItemStruct )

protectedvirtual

オーナードロー時.

ドロー時Itemの高さ確認のためにコールされる

引数

lpMeasureItemStruct 情報

TnbMfcDrawingComboBox.h の 418 行目に定義があります。

◆ PreSubclassWindow()

virtual void PreSubclassWindow ( void )

protectedvirtual

[通知] subclassing/unsubclassing functions.

サブクラス化する時コールされます。

覚え書き: CWndのメソッドをオーバーライドしています。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 354 行目に定義があります。

◆ ReferButtonControl()

CDrawingButton & ReferButtonControl ( void )

[参照] ボタンコントロールクラス参照.

本コンボボックスが持つボタンコントロールクラスの参照を返します。

覚え書き: UseDrawingButton() メソッドをコールしていない場合、無効なコントロールが返されます。

戻り値: ボタンコントロールの参照

TnbMfcDrawingComboBox.h の 260 行目に定義があります。

◆ ResetContent()

void ResetContent ( void )

[削除] 全描画情報削除.

TnbMfcDrawingComboBox.h の 171 行目に定義があります。

◆ SetBackColor()

void SetBackColor ( COLORREF color )

[設定] 背景色設定.

引数

color 色

TnbMfcDrawingComboBox.h の 239 行目に定義があります。

◆ SetBackgroundDrawer()

bool SetBackgroundDrawer ( const IDrawable & draw )

[設定] 背景描画指定.

引数

draw	Resize() が有効な各アイテムの背景描画情報。

戻り値

true	成功。
false	失敗。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 193 行目に定義があります。

◆ SetDefaultMarkDrawer()

void SetDefaultMarkDrawer ( void )

[設定] デフォルトのマーク描画指定.

覚え書き: フォーカスマーク、選択マークをWindow標準と同じにします。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 182 行目に定義があります。

◆ SetFocusMarkDrawer()

bool SetFocusMarkDrawer ( const IDrawable & draw )

[設定] フォーカスマーク描画指定.

引数

draw	Resize() が有効なフォーカスマークの描画情報。

戻り値

true	成功。
false	失敗。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 230 行目に定義があります。

◆ SetSelectMarkDrawer() [1/2]

bool SetSelectMarkDrawer	(	const IDrawable &	draw,
		CAbstractDrawingCtrl::ESelectMarkType	type = `CAbstractDrawingCtrl::OVERLAP`
	)

[設定] 選択マーク描画指定.

覚え書き: アクティブ時と非アクティブ時で同じ選択マークを使います。

引数

draw	Resize() が有効な選択マークの描画情報。
type	選択マークのタイプ。省略すると、 OVERLAP になります。

戻り値

true	成功。
false	失敗。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 206 行目に定義があります。

◆ SetSelectMarkDrawer() [2/2]

bool SetSelectMarkDrawer	(	const IDrawable &	draw1,
		const IDrawable &	draw2,
		CAbstractDrawingCtrl::ESelectMarkType	type = `CAbstractDrawingCtrl::OVERLAP`
	)

[設定] 選択マーク描画指定.

引数

draw1	Resize() が有効なアクティブ時の選択マークの描画情報。
draw2	Resize() が有効な非アクティブ時の選択マークの描画情報。
type	選択マークのタイプ。省略すると、 OVERLAP になります。

戻り値

true	成功。
false	失敗。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 219 行目に定義があります。

◆ SetTextDrawer()

void SetTextDrawer ( const CTextDrawer & text )

[設定] テキスト描画情報指定

覚え書き: 指定しない場合でも、標準相当の描画が行われます。

引数

text テキスト描画

TnbMfcDrawingComboBox.h の 249 行目に定義があります。

◆ UseDrawingButton()

void UseDrawingButton ( bool r = true )

[設定] ボタン設定.

本コンボボックスがカスタマイズ可能のボタンを使うか否か、指定します。

引数

r	true なら CDrawingButton を使用します。 false なら標準のボタンを使用します。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 271 行目に定義があります。

◆ WindowProc()

virtual LRESULT WindowProc	(	UINT	message,
		WPARAM	wParam,
		LPARAM	lParam
	)

protectedvirtual

[通知] for processing Windows messages.

メッセージ受信したらコールされます。 ListBox 関係のメッセージをフックしています。

覚え書き: CWndのメソッドをオーバーライドしています。

引数

message	メッセージ
wParam	WPARAM
lParam	LPARAM

戻り値: リザルト。

TnbMfcDrawingComboBox.h の 296 行目に定義があります。

公開メンバ関数

限定公開メンバ関数

詳解

構築子と解体子

◆ CDrawingComboBox()

◆ ~CDrawingComboBox()

関数詳解

◆ AddDrawing()

◆ AddString()

◆ DeleteDrawing()

◆ DeleteString()

◆ DrawItem()

◆ GetDrawing()

◆ InsertDrawing()

◆ InsertString()

◆ MeasureItem()

◆ PreSubclassWindow()

◆ ReferButtonControl()

◆ ResetContent()

◆ SetBackColor()

◆ SetBackgroundDrawer()

◆ SetDefaultMarkDrawer()

◆ SetFocusMarkDrawer()

◆ SetSelectMarkDrawer() [1/2]

◆ SetSelectMarkDrawer() [2/2]

◆ SetTextDrawer()

◆ UseDrawingButton()

◆ WindowProc()