TNB Library
公開型 | 公開メンバ関数 | 限定公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
CProcessingCtrl クラス

処理中コントロール [詳解]

#include <TnbMfcProcessingCtrl.h>

+ CProcessingCtrl の継承関係図

公開型

enum  EMode { Mode_GotoRight , Mode_RoundTrip }
 モード [詳解]
 

公開メンバ関数

void Action (bool isAction)
 [設定] 動作. [詳解]
 
 CProcessingCtrl (void)
 コンストラクタ [詳解]
 
DWORD GetExStyle (void) const
 [取得] ウィンドウ拡張スタイル取得. [詳解]
 
HWND GetSafeHwnd (void) const
 [取得] ウィンドウハンドル取得. [詳解]
 
DWORD GetStyle (void) const
 [取得] ウィンドウスタイル取得. [詳解]
 
bool IsActing (void) const
 [確認] 動作確認. [詳解]
 
BOOL ModifyStyle (DWORD dwRemove, DWORD dwAdd, UINT nFlags=0)
 [設定] ウィンドウスタイル変更. [詳解]
 
BOOL ModifyStyleEx (DWORD dwRemove, DWORD dwAdd, UINT nFlags=0)
 [設定] ウィンドウ拡張スタイル変更. [詳解]
 
CThreadStatusReferThreadStatus (void)
 [設定] スレッド状態種取得 [詳解]
 
void SetMarker (COLORREF colorMark, int width)
 [設定] マーカー指定. [詳解]
 
void SetMarker (const IDrawable &draw)
 [設定] マーカー指定. [詳解]
 
void SetParameter (EMode mode, DWORD interval, int step=6, COLORREF colorBack=CLR_INVALID)
 [設定] 動き指定 [詳解]
 
BOOL SetWindowPos (const CWnd *pWndInsertAfter, int x, int y, int cx, int cy, UINT nFlags)
 [設定] ウィンドウサイズポジション設定. [詳解]
 
BOOL ShowWindow (int nCmdShow)
 [設定] ウィンドウ表示状態. [詳解]
 
 ~CProcessingCtrl (void)
 デストラクタ [詳解]
 

限定公開メンバ関数

virtual void PreSubclassWindow (void)
 [通知] subclassing/unsubclassing functions. [詳解]
 
DWORD Run (void)
 スレッド処理関数 [詳解]
 
virtual LRESULT WindowProc (UINT message, WPARAM wParam, LPARAM lParam)
 [通知] for processing Windows messages. [詳解]
 

詳解

処理中コントロール

inline なコントロールです。
リソースEDITORでスタティックコントロールを張り、CStatic に割り当て後、
本クラスに置き換えることを想定しています。

指定のタイミングで、マーカーが右往左往します。
必要ファイル
TnbMfcProcessingCtrl.h
日付
06/07/20 新規作成
07/10/31 WM_PRINTCLIENT 対応。
07/11/16 IDrawable 対応。
11/08/31 構造整理。
12/03/27 ReferThreadStatus() 新規。

TnbMfcProcessingCtrl.h41 行目に定義があります。

列挙型メンバ詳解

◆ EMode

enum EMode

モード

列挙値
Mode_GotoRight 

左から右へ

Mode_RoundTrip 

右往左往

TnbMfcProcessingCtrl.h47 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CProcessingCtrl()

CProcessingCtrl ( void  )

コンストラクタ

TnbMfcProcessingCtrl.h54 行目に定義があります。

◆ ~CProcessingCtrl()

~CProcessingCtrl ( void  )

デストラクタ

TnbMfcProcessingCtrl.h63 行目に定義があります。

関数詳解

◆ Action()

void Action ( bool  isAction)

[設定] 動作.

マーカーの動作を開始/停止します。 作成時は停止しています。

引数
isActiontrue で動作開始 / falseで動作停止します。

TnbMfcProcessingCtrl.h121 行目に定義があります。

◆ GetExStyle()

DWORD GetExStyle ( void  ) const
inherited

[取得] ウィンドウ拡張スタイル取得.

本インスタンスが管理しているウィンドウの拡張スタイルを返します。

戻り値
ウィンドウスタイル。 WS_EX_LEFT や WS_EX_TOPMOST などのシンボルが論理和(or)されている。

◆ GetSafeHwnd()

HWND GetSafeHwnd ( void  ) const
inherited

[取得] ウィンドウハンドル取得.

本インスタンスが管理しているウィンドウのハンドルを返します。

戻り値
ウィンドウハンドル

◆ GetStyle()

DWORD GetStyle ( void  ) const
inherited

[取得] ウィンドウスタイル取得.

本インスタンスが管理しているウィンドウのスタイルを返します。

戻り値
ウィンドウスタイル。 WS_CHILD や WS_MINIMIZE などのシンボルが論理和(or)されている。

◆ IsActing()

bool IsActing ( void  ) const

[確認] 動作確認.

マーカーの動作確認止ます。

戻り値
true動作
false停止

TnbMfcProcessingCtrl.h139 行目に定義があります。

◆ ModifyStyle()

BOOL ModifyStyle ( DWORD  dwRemove,
DWORD  dwAdd,
UINT  nFlags = 0 
)
inherited

[設定] ウィンドウスタイル変更.

引数
dwRemove除去するスタイルを指定する。
dwAdd追加するスタイルを指定する。
nFlagsSetWindowPos() に渡すフラグ。0なら SetWindowPos() を呼びません。
戻り値
TRUE成功.
FALSE失敗.

◆ ModifyStyleEx()

BOOL ModifyStyleEx ( DWORD  dwRemove,
DWORD  dwAdd,
UINT  nFlags = 0 
)
inherited

[設定] ウィンドウ拡張スタイル変更.

引数
dwRemove除去する拡張スタイルを指定する。
dwAdd追加する拡張スタイルを指定する。
nFlagsSetWindowPos() に渡すフラグ。0なら SetWindowPos() を呼びません。
戻り値
TRUE成功.
FALSE失敗.

◆ PreSubclassWindow()

virtual void PreSubclassWindow ( void  )
protectedvirtual

[通知] subclassing/unsubclassing functions.

サブクラス化する時コールされます。

覚え書き
CWndのメソッドをオーバーライドしています。

TnbMfcProcessingCtrl.h160 行目に定義があります。

◆ ReferThreadStatus()

CThreadStatus & ReferThreadStatus ( void  )

[設定] スレッド状態種取得

戻り値
スレッド状態

TnbMfcProcessingCtrl.h148 行目に定義があります。

◆ Run()

DWORD Run ( void  )
protectedvirtual

スレッド処理関数

戻り値
0(固定)。

CThread::IRunnerを実装しています。

TnbMfcProcessingCtrl.h202 行目に定義があります。

◆ SetMarker() [1/2]

void SetMarker ( COLORREF  colorMark,
int  width 
)

[設定] マーカー指定.

単純色のマーカーを指定します。

引数
colorMarkマークの色
widthマークの幅

TnbMfcProcessingCtrl.h90 行目に定義があります。

◆ SetMarker() [2/2]

void SetMarker ( const IDrawable draw)

[設定] マーカー指定.

描画情報をマーカーとして指定します。

引数
draw描画情報. 本オブジェクトには表示情報が記憶されるので、 draw は破棄してもかまいません。

TnbMfcProcessingCtrl.h103 行目に定義があります。

◆ SetParameter()

void SetParameter ( EMode  mode,
DWORD  interval,
int  step = 6,
COLORREF  colorBack = CLR_INVALID 
)

[設定] 動き指定

引数
modetrue なら右往左往します。 false なら左から右への移動のみを繰り返します。
interval移動速度(ms)。指定時間毎に移動処理をします。
stepマークの移動数。省略すると6です。
colorBack背景の色

TnbMfcProcessingCtrl.h76 行目に定義があります。

◆ SetWindowPos()

BOOL SetWindowPos ( const CWnd pWndInsertAfter,
int  x,
int  y,
int  cx,
int  cy,
UINT  nFlags 
)
inherited

[設定] ウィンドウサイズポジション設定.

子ウィンドウ、ポップアップ ウィンドウ、およびトップレベル ウィンドウのサイズ、位置、および Z オーダーを変更します。

引数
pWndInsertAfterZ オーダーでこの CWnd オブジェクトより前に配置される CWnd オブジェクトを識別します。このパラメータへは、 CWnd へのポインタか 次の値のいずれか 1 つを指定できます。
  • wndBottom ウィンドウを Z オーダーの一番下に置きます。この CWnd が最上位のウィンドウの場合、ウィンドウの最上位ステータスは失われます。 システムでは、このウィンドウをほかのすべてのウィンドウよりも下に置きます。
  • wndTop ウィンドウを Z オーダーの先頭に置きます。
  • wndTopMost ウィンドウを最上位でないすべてのウィンドウの上に置きます。 ウィンドウは、非アクティブになったときも、最上位の位置を保持します。
  • wndNoTopMost ウィンドウを最上位でないすべてのウィンドウの先頭に再配置します (つまり、一番手前のすべてのウィンドウの後ろに置きます)。 ウィンドウが既に非最上位ウィンドウとなっているときは、このフラグは無効です。
xウィンドウの新しい左辺の位置を指定します。
yウィンドウの新しい上辺の位置を指定します。
cxウィンドウの新しい幅を指定します。
cyウィンドウの新しい高さを指定します。
nFlagsサイズ変更オプションおよび位置指定オプションを指定します。このパラメータには、次の値を組み合わせて指定できます。
  • SWP_DRAWFRAME ウィンドウの周りにフレーム (ウィンドウ作成時に定義されます) を描画します。
  • SWP_FRAMECHANGED ウィンドウのサイズが変化されていない場合でも、ウィンドウに WM_NCCALCSIZE メッセージを送信します。このフラグが指定されていない場合、WM_NCCALCSIZE メッセージはウィンドウのサイズが実際に変化しているときにだけ送られます。
  • SWP_HIDEWINDOW ウィンドウを非表示にします。
  • SWP_NOACTIVATE ウィンドウをアクティブにしません。このフラグが設定されていないと、ウィンドウはアクティブになり、最上位または非最上位のウィンドウ グループのいずれかの先頭に移動されます (パラメータ pWndInsertAfter の設定に依存します)。
  • SWP_NOCOPYBITS クライアント領域の内容全体を破棄します。このフラグが指定されていない場合、クライアント領域の有効な内容はすべて保存されます。保存された内容は、ウィンドウのサイズや位置が再び変更されたときにクライアント領域に復元されます。
  • SWP_NOMOVE 現在位置を保持します (x パラメータと y パラメータを無視します)。
  • SWP_NOOWNERZORDER オーナー ウィンドウの Z オーダーの位置を変更しません。
  • SWP_NOREDRAW 変更があっても再描画しません。このフラグが設定されていると、どのような種類の再描画も行われません。このことは、クライアント領域、非クライアント領域 (タイトルやスクロール バーを含みます)、ウィンドウが移動したことにより覆われない親ウィンドウのあらゆる部分に適用されます。このフラグが設定されているときは、アプリケーションは再描画が必要なウィンドウや親ウィンドウのあらゆる部分を明示的に無効領域または再描画する必要があります。
  • SWP_NOREPOSITION SWP_NOOWNERZORDER と同じです。
  • SWP_NOSENDCHANGING ウィンドウが WM_WINDOWPOSCHANGING メッセージを受信しないようにします。
  • SWP_NOSIZE 現在のサイズを保持します (cx パラメータと cy パラメータを無視します)。
  • SWP_NOZORDER 現在の順序を保持します (pWndInsertAfter を無視します)。
  • SWP_SHOWWINDOW ウィンドウを表示します。
戻り値
TRUE成功.
FALSE失敗.

◆ ShowWindow()

BOOL ShowWindow ( int  nCmdShow)
inherited

[設定] ウィンドウ表示状態.

引数
nCmdShowCWnd を表示する方法を指定します。次の値のいずれかになります。
  • SW_HIDE このウィンドウを非表示にし、他のウィンドウをアクティブにします。
  • SW_MINIMIZE ウィンドウを最小化し、システムのリストのトップレベル ウィンドウをアクティブにします。
  • SW_RESTORE ウィンドウをアクティブにし、表示します。ウィンドウが最小化または最大化されている場合は、Windows によって元のサイズと位置に戻されます。
  • SW_SHOW ウィンドウをアクティブにし、現在のサイズと位置で表示します。
  • SW_SHOWMAXIMIZED ウィンドウをアクティブにし、最大表示します。
  • SW_SHOWMINIMIZED ウィンドウをアクティブにし、最小化して表示します。
  • SW_SHOWMINNOACTIVE ウィンドウを最小化して表示します。現在アクティブなウィンドウはアクティブなまま表示します。
  • SW_SHOWNA 現在の状態でウィンドウを表示します。現在アクティブなウィンドウはアクティブなまま表示します。
  • SW_SHOWNOACTIVATE ウィンドウを直前のサイズと位置で表示します。現在アクティブなウィンドウはアクティブなまま表示します。
  • SW_SHOWNORMAL ウィンドウをアクティブにし、表示します。ウィンドウが最小化または最大化されている場合は、Windows によって元のサイズと位置に戻されます。
戻り値
TRUE成功.
FALSE失敗.

◆ WindowProc()

virtual LRESULT WindowProc ( UINT  message,
WPARAM  wParam,
LPARAM  lParam 
)
protectedvirtual

[通知] for processing Windows messages.

メッセージ受信したらコールされます。

覚え書き
CWndのメソッドをオーバーライドしています。
引数
messageメッセージ
wParamWPARAM
lParamLPARAM
戻り値
リザルト。

TnbMfcProcessingCtrl.h176 行目に定義があります。