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公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
CBluetoothVirtualComPort クラス

Bluetooth(CE) 仮想COMポート管理クラス. [詳解]

#include <TnbCeBluetoothCom.h>

+ CBluetoothVirtualComPort の継承関係図

公開メンバ関数

 CBluetoothVirtualComPort (void)
 コンストラクタ [詳解]
 
bool CreateClientPort (CRs232c::CPort portNo, const BT_ADDR &btAddr, int channel=-1, GUID service=SerialPortServiceClass_UUID)
 [作成] クライアントポート作成. [詳解]
 
bool CreateServerPort (CRs232c::CPort portNo, int portFlag=RFCOMM_PORT_FLAGS_AUTHENTICATE|RFCOMM_PORT_FLAGS_ENCRYPT)
 [作成] サーバポート作成. [詳解]
 
void Delete (void)
 [破棄] ポート破棄. [詳解]
 
const CRs232c::CPortGetCreatedPort (void) const
 [取得] 作成ポート名取得. [詳解]
 
bool GetPeerAddress (BT_ADDR &_btAddr) const
 [取得] 相手アドレス取得. [詳解]
 
bool IsValid (void) const
 [確認] 有効確認. [詳解]
 
 ~CBluetoothVirtualComPort (void)
 デストラクタ [詳解]
 

詳解

Bluetooth(CE) 仮想COMポート管理クラス.

Bluetoothの仮想COMポートを管理します。実際の通信は行いません。
参照
CBluetoothCom は仮想COMポート管理、および、通信までサポートしています。
必要ファイル
TnbCeBluetoothCom.h
日付
09/12/01 新規作成
10/08/16 クライアント専用の GetAddress() 廃止。 GetPeerAddress() 新規。

TnbCeBluetoothCom.h42 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CBluetoothVirtualComPort()

コンストラクタ

TnbCeBluetoothCom.h47 行目に定義があります。

◆ ~CBluetoothVirtualComPort()

デストラクタ

TnbCeBluetoothCom.h53 行目に定義があります。

関数詳解

◆ CreateClientPort()

bool CreateClientPort ( CRs232c::CPort  portNo,
const BT_ADDR btAddr,
int  channel = -1,
GUID  service = SerialPortServiceClass_UUID 
)

[作成] クライアントポート作成.

クライアント側の仮想ポートを作成します。既にポートがあれば一度破棄します。

覚え書き
一つのインスタンスで、サーバ側、クライアント側いずれかのポート一つだけしかオープンできません。 複数必要な場合、複数インスタンスを用意してください。
引数
portNoCOMポートナンバー。 数値でも文字列でも指定可能です。
btAddrサーバの Bluetoothアドレス。ペアリング接続しているものを指定します。
channelチャネル。省略すると自動で選択されます(最初に見つけたデバイスになる)。
serviceサービス。省略すると SerialPortServiceClass_UUID になります。
戻り値
true成功.
false失敗

TnbCeBluetoothCom.h70 行目に定義があります。

◆ CreateServerPort()

bool CreateServerPort ( CRs232c::CPort  portNo,
int  portFlag = RFCOMM_PORT_FLAGS_AUTHENTICATE | RFCOMM_PORT_FLAGS_ENCRYPT 
)

[作成] サーバポート作成.

サーバ側の仮想ポートを作成します。既にポートがあれば一度破棄します。

覚え書き
一つのインスタンスで、サーバ側、クライアント側いずれかのポート一つだけしかオープンできません。 複数必要な場合、複数インスタンスを用意してください。
引数
portNoCOMポートナンバー。 数値でも文字列でも指定可能です。
portFlagポートフラグ。省略すると 「RFCOMM_PORT_FLAGS_AUTHENTICATE | RFCOMM_PORT_FLAGS_ENCRYPT」になります。
戻り値
true成功.
false失敗

TnbCeBluetoothCom.h89 行目に定義があります。

◆ Delete()

void Delete ( void  )

[破棄] ポート破棄.

CreateServerPort() , CreateClientPort() で作成したポートを破棄します。

覚え書き
ポートを作成していない場合、何もしません。

TnbCeBluetoothCom.h151 行目に定義があります。

◆ GetCreatedPort()

const CRs232c::CPort & GetCreatedPort ( void  ) const

[取得] 作成ポート名取得.

作成したポート名を返します。

戻り値
ポート名.

TnbCeBluetoothCom.h121 行目に定義があります。

◆ GetPeerAddress()

bool GetPeerAddress ( BT_ADDR _btAddr) const

[取得] 相手アドレス取得.

クライアントポートの場合、 CreateClientPort() で渡した、サーバのアドレスが返ります。 サーバの場合、接続されたデバイスのアドレスを返します。

引数
[out]_btAddrアドレスが格納されます。
戻り値
true成功。クライアントポートの場合、常に成功します。
false失敗。サーバポートに他のデバイスが接続していない場合、失敗します。

TnbCeBluetoothCom.h134 行目に定義があります。

◆ IsValid()

bool IsValid ( void  ) const

[確認] 有効確認.

戻り値
trueポート作成済み。
falseポート未作成。

TnbCeBluetoothCom.h111 行目に定義があります。