CBytesCipher クラス

情報暗号復号クラス [詳解]

#include <TnbBytesCipher.h>

公開メンバ関数
	CBytesCipher (void)
	コンストラクタ [詳解]
void	Compression (bool boIsEnable)
	[設定] 圧縮モード. [詳解]
CByteVector	Decode (const IConstCollectionT< BYTE > &c)
	[設定] 復号化 [詳解]
bool	Decode (ICollectionT< BYTE > &_out, const IConstCollectionT< BYTE > &in)
	[設定] 復号化 [詳解]
CByteVector	Encode (const IConstCollectionT< BYTE > &c)
	[設定] 暗号化 [詳解]
bool	Encode (ICollectionT< BYTE > &_out, const IConstCollectionT< BYTE > &in)
	[設定] 暗号化 [詳解]
void	SetKey (const CAscii &ascKey)
	[設定] キー設定. [詳解]

詳解

情報暗号復号クラス

簡易的な暗号化/復号化をすることが出来ます。
圧縮も可能です。

必要ファイル

TnbBytesCipher.h

日付

06/07/12 新規作成

06/08/10 出力先も抽象化指定できるようにした。

06/11/15 エラー処理強化。

07/05/10 クラス名変更。

TnbBytesCipher.h の 38 行目に定義があります。

構築子と解体子

CBytesCipher()

CBytesCipher

(

void

)

コンストラクタ

TnbBytesCipher.h の 82 行目に定義があります。

関数詳解

Compression()

void Compression

(

bool

boIsEnable

)

[設定] 圧縮モード.

暗号時に圧縮するか指定します。デフォルトは disableです。 暗号と同じモードでないと復号できません。

引数

boIsEnable

true を指定すると圧縮モードありです(暗号データが元データと異なるサイズになる)。 false なら暗号化するだけです（暗号データが元データと同じサイズになる）。

TnbBytesCipher.h の 104 行目に定義があります。

Decode() [1/2]

CByteVector Decode

(

const IConstCollectionT< BYTE > &

c

)

[設定] 復号化

引数

c

暗号データ

戻り値

元データ。Invalid状態ならエラー(圧縮展開エラーが発生の可能性有り)。

例外

CEmptyException	キーが設定されていないとスローされます。
CTnbException	指定コレクションの構造により、読込み処理でスローされる可能性があります。

TnbBytesCipher.h の 191 行目に定義があります。

Decode() [2/2]

bool Decode	(	ICollectionT< BYTE > &	_out,
		const IConstCollectionT< BYTE > &	in
	)

[設定] 復号化

引数

[out]	_out	暗号データ格納先。追加されますので、通常Empty状態のコレクションを指定するようにします。
[in]	in	暗号データ

戻り値

true	デコード成功。
false	失敗。

例外

CEmptyException	キーが設定されていないとスローされます。
CTnbException	指定コレクションの構造により、読込み処理でスローされる可能性があります。

TnbBytesCipher.h の 164 行目に定義があります。

Encode() [1/2]

CByteVector Encode

(

const IConstCollectionT< BYTE > &

c

)

[設定] 暗号化

引数

c

元データ

戻り値

暗号データ

例外

CEmptyException	キーが設定されていないとスローされます。
CTnbException	指定コレクションの構造により、読込み処理でスローされる可能性があります。

TnbBytesCipher.h の 145 行目に定義があります。

Encode() [2/2]

bool Encode	(	ICollectionT< BYTE > &	_out,
		const IConstCollectionT< BYTE > &	in
	)

[設定] 暗号化

引数

[out]	_out	暗号データ格納先。追加されますので、通常Empty状態のコレクションを指定するようにします。
[in]	in	元データ

戻り値

true	エンコード成功。
false	失敗。

例外

CEmptyException	キーが設定されていないとスローされます。
CTnbException	指定コレクションの構造により、読込み処理でスローされる可能性があります。

TnbBytesCipher.h の 118 行目に定義があります。

SetKey()

void SetKey

(

const CAscii &

ascKey

)

[設定] キー設定.

暗号、復号に使用するキーを指定します。当然、暗号と同じキーでないと復号できません。

覚え書き

内部では ASCII に変換され使用されます。

引数

ascKey

暗号キー

TnbBytesCipher.h の 92 行目に定義があります。