すかじーU君改のためのページ
これは X68000 のエミュレータに接続する SCSI ホストユニットです。
X68000 のエミュレータのホストマシンに USB で接続することで、X68000 実機の SCSI ポートで使えていた機器がエミュレータでも動かすことができるものです。SCSI-HDD はもちろん、 MO、CD-ROM ドライブなどが運用できます。
●特徴
・すかじーU君改を接続して設定すると、内蔵 SCSI として見えるようになります。
・SPC 互換なので、X68K 標準の SCSI-IOCS で動かすことが出来ます。また、SPC を直接操作するプログラムも動かすことが出来ます。
・Windowsの X68000 エミュレータの仮想外付け SCSI や X68000 Z 搭載の仮想外付け SCSI と、 内蔵 SCSI であるすかじーU君改と共存することが出来ます。共存には、TWOSCSI.x と SCSITAI.SYS などを使う必要があります(これらは昔、実機用に開発されたものです)。
・SPC 速度は実機より、かなり遅いですが、 SCSIUKUN.x を使うことで、SCS-IOCS レベルですかじーU君改とバイパス通信し、高速化できます(これは今回のために開発されたものです)。
●制限
・実機の X68000 でご利用いただけたすべてのデバイスに対応を目的としていますが、すべてが動く保証は出来ません。
・現在、XM6 v2.06 を改造したもの(XM6t)と、XEiJ 0.24.11.19 以上、X68000 Z HE のみ対応しています(Zは次バージョンで対応予定、XM6g は交渉中です)。
・TWOSCSI 環境を使い、エミュレータの今の 仮想 SCSI とすかじーU君改の共存が出来ますが、X68000 Z では DMA に実装されていないチャネルがあるので、MPU 転送の出来る SCSI-IOCS が必要になります。また、XM6t や XEiJ では DMA が外付け SCSI と競合するので、すかじーU君改のほうは SCSITAI.SYS などで MPU 転送を指定する必要があります。
・X68000 Z ではすかじーU君改の接続のデバイスからブートすることはできません。他で BOOT して SCSITAI.SYS などで使用可になります。また、SCSI アクセス中、画面の描画に、音楽に乱れが発生します。基本、ファイルを他にコピーするために使うことを想定しています。
●LED
・LED1(P)(白);パワーランプ。ホストマシンと接続すると定期的に点滅します。これの点滅が止まったらリセットものです。
・LED2(A)(橙);アクセスランプ。USB が OPEN され通信できる状態で点滅、コマンド発行毎に反転します。
・LED3(R)(緑);リードランプ。読み込み処理が行われると点灯します。
・LED4(W)(赤);ライトランプ。書き込み処理が行われると点灯します。
●バージョン確認
Windows 等に接続し、エミュレータを起動せず、Teraterm などターミナルを開き、該当するポートをオープンし、「v」を送信することで、バージョンが返信されます。
◎評価環境
XM6 ver 2.06改 XM6t ver 2.0.6.7 じょいぽーとU君とすかじーU君改、対応バージョン(取り扱い注意)
実行環境サンプル1(BOOT HD、FD イメージ)
実行環境サンプル2(ゆみみえっくす)
◎SCSI関係
SCSITAI SCSI-1 インターフェイスを強化!
TWOSCSI 二つのSCSIインターフェイスを使い SCSI-ID 15 まで使えるように!
SCSIUKUN すかじーU君改用、高速化バイパス
◎入手関係
BOOTH お買い物ぅ
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